億万長者たちが語りたがらない10の事実 - 私をニューヨークに連れて行って!

2013年11月24日

億万長者たちが語りたがらない10の事実





1.「われわれの資産はますます増えている」


 2013年、世界の億万長者の資産は過去最高を記録した。2013年のフォーブス・ビリオネアズ・リストには1426人の名前があり、その純資産の総額は5兆4000億ドル、昨年比で17%増となった(このリストには王族や独裁者は含まれない)。富裕層向けのコンサルティング会社ウェルスXとUBSが行った最近の調査によると、うち442人は米国に居住し、その平均純資産は108億ドルで、昨年の91億ドルから増加している。

 その一方で、その他の米国民の純資産はグレート・リセッション(大不況)以来減少しており、まだ回復していない。ピュー・リサーチ・センターが2010年の米連邦準備制度理事会(FRB)のデータを分析したところ、純資産が8万3000ドル以下の一般世帯が約半数に上ることがわかった。

2.「100万ドルや1000万ドルにもはや昔のような価値はない」


 オンラインの不動産会社トゥルーリアによると、マンハッタンの住宅価格の中間価格が100万ドル強の時代にあって、純資産100万ドルの人はもはや金持ちではないと専門家は言う。単にニューヨークかサンフランシスコに住宅を所有している、あるいはジャージーショアに別荘を持っているだけということもあり得るからだ。世界的なエリートとして大富豪たちと張り合うためには、最低でも8ケタ(1000万ドル以上)の年間所得が必要になる。

3.「ここはほぼ男性専用のクラブである」


 億万長者の90%以上は男性である。フォーチュン1000(米フォーチュン誌が編集・発行する総収入ランキング全米上位1000社)のうち女性が最高経営責任者(CEO)に就いている企業はわずか4%と、連邦議会議員の18%や連邦地方裁判所裁判官の30%と比較しても割合がきわめて少ないということを踏まえると、これは意外なことではないかもしれない。それでも女性たちは確実に前進している。今年のフォーブス・ビリオネアズ・リストには昨年の104人を上回る138人の女性が入っている。

4.「私は賢いかもしれないが、スタート時点で有利だった」


 米国の億万長者たちは最高の教育を受けた人々である傾向が強いことが調査で示されている。専門誌インテリジェンスに発表された論文「米国のエリートを調査する」の中で、デューク大学の心理学者、ジョナサン・ワイ博士は、億万長者が入学基準の最も厳しい大学に在籍した可能性はCEO、裁判官、連邦議会議員よりも高いということがわかったと述べている。

 彼らは頭がいいのだろうか、それとも幸運なだけなのか。ワイ博士はその両方が少しずつあると話す。億万長者のほとんどが上流中産階級に生まれているのだ。

5.「使わなければお金の意味がないではないか」


 2011年、ドナルド・トランプ氏はホワイトハウスのために1億ドルの舞踏室を建設すると申し出た。ところがこれも、超大富豪たちの散財と比べると大した額ではない。2010年、ロシアの石油王、ロマン・アブラモビッチ氏は全長163メートルのヨット「エクリプス」を10億ドルで購入したと報じられた。2009年、サウジアラビアのアルワリード王子はエアバスの超大型旅客機「A380」を4億ドルで購入した。

6.「われわれが恐れているのは離婚弁護士だ」


 数人の億万長者の伝記を書いたジャネット・ロウ氏によると、億万長者の離婚は珍しいが、数億ドルの慰謝料がかかったり、夫婦のプライバシーがひどく侵害されることもあるという。同氏によると、ゼネラル・エレクトリックの元CEO、ジャック・ウェルチ氏と2人目の妻のジェーン・ウェルチ氏の2003年の離婚はその好例だ。コネティカット州で提出された離婚関連の書類では夫妻の高い生活水準が明らかになり、全米の新聞が特にウェルチ氏の退職後の特別待遇に焦点を当て、それを詳細に記事にした。

 米証券取引委員会(SEC)が調査を始めると、ウェルチ氏は年間で250万ドルの価値があるとされたその特別待遇を自主的に放棄した。

7.「われわれは株式に投資して金持ちになったわけではない」


 ゼロからスタートして億万長者になりたいというのであれば、株式市場への投資はやめた方がいいと言うアドバイザーもいる。もちろん、底値で投資して天井で売れば、その人はかなり儲かるだろう。しかし、投資で年間15%のリターン――これを実現し続けた人などいないに等しいぐらいの至難の業だが――を上げられたとしても、20年後に10億ドルを手にするには、6500万ドルほどの資金から始めなければ難しい。

 カリフォルニア州ニューポートビーチに拠点を置く退職・年金計画の会社、リタイアメント・インカム・センターの創業者で社長のロバート・クライン氏は、ビル・ゲイツ氏、マーク・ザッカーバーグ氏、スティーブ・ジョブズ氏など、億万長者たち多くが株式投資ではなく、起業することで巨万の富をつかんできたと指摘する。

8.「あなたは脱税と言うが、われわれに言わせれば節税だ」


 大富豪たちが平均的な市民よりも頻繁に納税義務を回避しているかどうかについてはデータがないが、その額が莫大なこともあって、億万長者による脱税事件に対するメディアの注目度は高い。最近名指しされて面目を失い、禁固刑に直面しているのは、ぬいぐるみビーニーベイビーズのメーカー、タイの69歳のCEO、タイ・ワーナー氏である。フォーブス誌によると、同氏の推定純資産は26億ドル。同氏はスイスの銀行口座にある資産の報告義務を怠り、政府に5360万ドルの民事制裁金を支払うことに同意した。これはオフショア口座の資産隠しでは最大級の制裁金である。億万長者たちを含む大富豪たちには、所得に対する課税割合がかなり小さいという特権もある。彼らの所得の大半は投資から得られるものなので、かかる税率が賃金や給与よりも低いのだ。

9.「家族は私を嫌い、私の財産を愛している」


 オーストラリアで最も裕福な女性、59歳のジーナ・ラインハート氏の例を見てみよう。彼女の子供、37歳のジョン・ハンコック氏と36歳のビアンカ・ラインハート氏は彼女を提訴している。数十億ドルに上る一族の信託財産の受託者である母親は、受益者である4人の子供たちがその財産にアクセスできるようになる期日を遅らせようとして重大な違法行為を働いたというのである。(ジーナ・ラインハート氏の代理人を務める弁護士事務所、コアーズ・チェンバース・ウエストガースは彼女がすべての不正行為を否認していると述べ、報道機関向けの声明では、彼女がこの訴訟を終わらせるために受託者の役割の放棄を提示していることを明かした)

 家族の揉め事は億万長者に限った話ではない。しかし、数十億ドルという財産が絡むと事がややこしくなる。ウェルスXの社長、デビッド・フリードマン氏は「財産がその根底にあるものを増幅させる」と指摘する。最初の10億ドルを稼ぐのに自分の持てる力のすべてが必要だとすると、「何か別なものが犠牲になる。往々にして真っ先に犠牲になるのは家族だ」と同氏は言う。

10.「すべてはリア王が教えてくれた」


 億万長者たちは昔から、自分たちの莫大な財産を子供たちに残したり、子供たちに家業を継がせたりしてきた。ところが、これとは違う道を進んでいる億万長者もいる。大富豪たちに財産の半分の寄付を奨励する目的で2009年に始まった社会貢献キャンペーン「ギビング・プレッジ」には、少なくとも30人の億万長者が参加を表明している。このキャンペーンの発起人で著名投資家のウォーレン・バフェット氏は自分の財産の99%を寄付することを約束した。








posted by けんちゃん at 18:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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